文字列をそのまま計算には使えないので,文字部分と数値部分に
分割することになります。上の例のように,文字部分と数値部分の
文字数が決まっている場合は,LEFT関数,RIGHT関数を使います。
LEFT(A1,3) → “ABC” RIGHT(A1,5) →“00001”
(セルA1に“ABC00001”が入力されているものとする)
RIGHT(A1,5)+1 とすると文字列の“00001”を数値の“1”と
して計算しますので,結果は“2”になります。これを“00002”に
するために,もう一度RIGHT関数を使って
RIGHT(”0000”&RIGHT(A1,5)+1,5)
とします。
最終的に,次のような数式になります。
LEFT(A3,3)&RIGHT(”0000”&(RIGHT(A3,5)+1),5)
例のように,文字列の形式が一定でないと上の方法は使えません。
また,上の例では増分が“1”ですが,それ以外の増分だと“+1”
の部分を変更する必要があります。