コマンドプロンプトは、様々な作業をテキストベースの命令を実行して行う為の機能を提供するソフトウェアです。古い世代のコンピュターは、CUI(コマンドラインインターフェイス)といい現在のGUI(グラフィカルインターフェイス)と違いこのような形でコンピュターを操作していました。
コマンドプロンプトの活用方法
よく使う基本コマンドをいくつかご紹介します(<>内の文字は任意のコマンドで入れ替えてください)
cd <移動したいディレクトリ>
ディレクトリを移動します 上の階層に移動したいときは .. と入力します
dir
現在のディレクトリ内のファイルを表示します
netstat -a
現在のインターネット接続内容を全て表示します
ping -a <調べたいドメイン名>
特定のドメインが接続可能か調べます
move <ファイル名1> <ファイル名2>
ファイル名1からファイル名2に変更します
copy <ファイル名1> <ファイル名2>
ファイル名1をファイル名2でコピーします
コマンドプロンプトを使う理由
上記のほとんどは、ソフトウェアでも出来ますね。なぜコマンドプロンプトを使用するのでしょうか?
例えば、セーフモードでコマンドプロンプトを使えば、ウィンドウズのGUIでは出来なかった作業が出来るようになったり、ワイルドカードという仕組みで一括作業が出来たりします。
例:
move *.txt C:¥movefolder
とすると.txtという拡張子で終わる全てのファイルを一度にC:¥movefolderに移動する事が出来ます
その他の活用方法は下記のようなサイトで見つける事が出来ますよ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayum/command/command.html