言葉が似通ったり、重複して使われて紛らわしいですよね。三つのメモリに付いてご説明します
ハードディスクの容量とは?
ハードディスクの容量(メモリ)は、主にファイルの保存や、アプリケーションのデータを保存しておく為に使われます。CPUに直接データを送り込んでいるのはハードディスクではなく、物理メモリという方のメモリになります。USBメモリはこちらの分類に入ります
物理メモリとは?
物理メモリは、ソフトウェアが一時的に使用している情報を保持し、直接CPUにデータを送り込んだり受け取ったりする場所です(これが一般的にメモリと呼ばれる物です。)。CPUの近くに設置されています。なぜこんなややこしい事をするかというと、ハードディスクの情報を呼び出すにはとても時間がかかるので、物理メモリを介してCPUに情報を送り込んだ方が高速にコンピューターが動作するからです。ならばハードディスクをやめて全て物理メモリにしちゃえば良いかと考えてしまいますが、物理メモリはハードディスクに比べて容量の単価がより高額なのです
仮想メモリとは?
仮想メモリとは物理メモリが足りなくなったときに、ハードディスクの空き容量を使用して物理メモリの代わりをさせる仕組みです。この仮想メモリは、呼び出しや書き込み速度が非常に遅いため、仮想メモリが頻繁に使用されるコンピュターは動作が重くなります。この場合、物理メモリを拡張する等して高速化を計る事が可能です